成道会!開催

今年度の「成道会」は、大阪にある大谷中学高等学校教諭「佐 藤 智 行」先生に講師をお願いし、「正覚(しょうがく)」を講題に法話を行って戴きました。

佐藤先生は、「成道会の歌」を取り上げられ、釈尊が覚りを開かれた時の様子を説明されながら、私たちが最も気づかなければいけないのは、自分が何者であるかということであり、釈尊はそれを「縁起の法」によるものであることに気づかれたと話され、その「縁起」に良い悪いの判断はなく、背負っていくものだと語られました。法話後、各学年の代表者の「感話」で締めくくりました。

※「成道会」とは、仏教を明らかにした釈尊(お釈迦さま)が35歳の12月8日に「覚りを開かれ」、歩むべき道が成立したということから「成道(じょうどう)」と呼び、そのことを喜ぶとともに、私達が歩んできた道を振り返り、人間としての歩むべき方向を見直す行事です。