11月22日(火)と24日(木)の両日にわたり、日本赤十字奉仕団の方々をお招きし、短期救命講習を行いました。今年は、第8波の新型コロナ感染症拡大の不安を抱えつつ、万全の感染症拡大防止に努めつつ、AEDの使用方法を中心とした内容で行いました。また、圧迫止血法をはじめとした初期段階におけるの救命措置についても学びました。
毎年実施している成果からか、動きは皆さんスムースでした。校内で使うことがないのが一番ですが、万一にも対応できる状況が維持されました。
(株)ぎょれんより主事の山下さんをはじめ3名、胆振噴火湾業同協同組合青年部長柳本さんをはじめ6名の皆さんによる、食育出前授業が開催されました。本日の題材は、獲れたての活締めひらめとホタテです。とくにヒラメは5枚おろしにするのが難しく、生徒の皆さんは苦戦していましたが、苦労した甲斐があり、大変美味しく刺身やバター焼きをして試食しておりました。
ぎょれんをはじめ胆振噴火湾業協同組合青年部の皆さん、美味しい教材を提供くださったり実技指導をしてくださったりと心より感謝申しあげます。ぜひ機会がありましたら、いらしていただき、出前授業を行っていただけましたら幸いに存じます。
26日(水)5-6時間を使い、胆振総合振興局保健環境部より講師をお招きし、エゾシカの生態と有効活用について出前授業を行なって戴きました。
食育授業を履修する1年生は、エゾシカの人との関わりの歴史や生態について学んだり、個体数の急増による農作物等の食害や衝突事故についても学びました。また、毛皮や角をお持ちいただき、季節で異なる体毛(毛皮)や角の触感を確かめるなど貴重な体験ができました。
さらに、毛皮をなめす(家と脂肪分を除き柔らかくすること)職人が足りなくなっている現状を知り、生徒のなかには興味関心を持つ生徒も現れ、講師の方々たいへん喜んでおられました。
後半は、エゾシカの有効活用について、食肉としての活用を拡大するために、私たち自身が食することが必要と考え、斜里町にあるエゾシカ食肉事業協同組合よりエゾシカ肉を購入し、しゃぶしゃぶとして調理試食しました。生徒たちの感想は、「思ったほど臭みがない」「美味しい」「思ったほど固くなく柔らかい」というものでした。講師の方々は、血抜きなどをしっかりしている認証加工場なので、臭みが少なくおいしく食べることができているのですと話しておりました。授業の様子(一部)を掲載いたしましたのでご覧ください。