食育出前授業(エゾシカ)

26日(水)5-6時間を使い、胆振総合振興局保健環境部より講師をお招きし、エゾシカの生態と有効活用について出前授業を行なって戴きました。
食育授業を履修する1年生は、エゾシカの人との関わりの歴史や生態について学んだり、個体数の急増による農作物等の食害や衝突事故についても学びました。また、毛皮や角をお持ちいただき、季節で異なる体毛(毛皮)や角の触感を確かめるなど貴重な体験ができました。
さらに、毛皮をなめす(家と脂肪分を除き柔らかくすること)職人が足りなくなっている現状を知り、生徒のなかには興味関心を持つ生徒も現れ、講師の方々たいへん喜んでおられました。

後半は、エゾシカの有効活用について、食肉としての活用を拡大するために、私たち自身が食することが必要と考え、斜里町にあるエゾシカ食肉事業協同組合よりエゾシカ肉を購入し、しゃぶしゃぶとして調理試食しました。生徒たちの感想は、「思ったほど臭みがない」「美味しい」「思ったほど固くなく柔らかい」というものでした。講師の方々は、血抜きなどをしっかりしている認証加工場なので、臭みが少なくおいしく食べることができているのですと話しておりました。授業の様子(一部)を掲載いたしましたのでご覧ください。

講師の皆さん、誠にありがとうございました。